私たちが住んでいる今の時代は、信じられないような先端技術と、目をみはるほどすすんだ医療技術、それに超高速化したコミュニケーションに囲まれた驚くべき世界です。にもかかわらず、人類は、相も変わらず、苦し み、貧困、痛みなど、数え切らない多くの問題をかかえ生きています。 この世界を造られ、人間を愛しておられる神様は、そのなかで、 何よりも私たちが愛しあわなければならないことを訴えておられます。その神の愛は 不変であり、世界の隅々にまでとどけなければなりません。広い世界には、まだまだ神の愛の光がとどいていな い暗黒の場に座している人たちがたくさんいます。 その使命達成を目標にかかげてHCJB Heralding Christ Jesus Blesings(イエスキリストの祝福を広く伝える)の働きは82年続けられてきました。 時は移り、人々の生活環境も価値観も21世紀になっていちじるしくまることなく、未来を見据えて、本来の 使命継続のために新たな決意をしました。これまでのHCJBという南米エクアドルの放送局のコールサインから 現在 グローバルに幅広い活躍をしている団体にふさわしい新しい名前に取り替えることにしました。 新しく決 まった名前は英語のリーチ・ビヨンドです。リーチは、手をさしのべる。ビヨンドは、世界の彼方まで。つまり 世界の果てまで神の愛をとどけたいという 意気込みがこめられています。あるものは「声」で、あるものは 「手」で、必要とされるところに出かけて奉仕するという姿勢には変わりはありません。21世紀にふさわしい 名前を与えられたことを神に感謝しながら、今後ともご支援くださる皆様方とともに世界に「神の愛をとどける」プロジェクト達成に向かって一路邁進したいと願っています。何卒よろしくお願い致します。 新団体名ReachBeyondのロゴは何をあらわしているでしょうか。 まず、英語文字の右側三日月は丸い地球の一部です。そこに向かって手を伸ばしている人のかたちは,地球と いう物理的、文化的障壁を乗り越えて奉仕をするという方向性をあらわしています。それに寄り添うようにして 下側に炎の形があるのは、内に燃える情熱と力です。この二つが重なりあうことで、同じ方向に向かって、お互 いの才能と力を倍増させようという意気込みです。 2本の手の片方は『声』による奉仕で『放送』を意味します。 もうひとつは『手』に象徴される医療、教育、地域開発などへの積極的な援助です。ともに手をたずさえて、一 つのからだのそれぞれの器官として神の愛と奉仕のため地球をくまなくめぐることを継続使命とした斬新なシン ボルとなっています。 HCJB日本語放送継続について 2014年の幕開けとともに、HCJBが新しい名前になりました。21世紀を舞台にワールドワイドでユニークな宣教計画をすすめる情熱をあらわした名称とそれにふさわしい ロゴも誕生しました。 ただし、放送の分野では,オーストラリアからのHCJB日本語放送は、従来の呼び名である<HCJB日本語放送>をそのまま継続して使用することにしました。団体名が変わるときいたリスナーから、50年来親しんできたHCJBを絶対消さないで欲しいという投書が殺到したためです。「短波愛好家」として熱心に番組をきいてくださっている方々にとっては、長年親しんできた名前をそのまま残してほしいという切実な想いがあることをあらためて知らされました。ここまでともに歩んできた道をこれからもともに進んでいきたいと思っています。私自身も、次世代が<Reach Beyond>のチャレンジを受けて新しい事が起こるまでは、現在与えられている放送宣教の任務を最後まで全うしたいと思っていますのでどうかかよろしくお願い致します。 Reach Beyondの全般的活動状況についてはReachbeyond.orgをご覧ください。 HCJB日本語放送担当 尾崎一夫 Kazuo Ozaki 5701 N Indian Trail Tucson AZ 85750 USA kozaki@reachbeyond.org |
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