日本でお会いしましょう!
Sep 1, 2005

 日本は戦後60年。私にも焼夷弾攻撃で焼跡に立った少年の頃の思い出がよみがえります。過去の記録をたどる人々の胸に戦争放棄の願いは強くても現況は好転するどころか争いはますます激化しています。人類がまず神との平和をとりもどし、こころに平安を与えられなくては、力と力、欲と欲の応酬戦はあとを絶たないでしょう。国際紛争の場でも相手の痛みのわかる思いやりに根ざしたやりとりが欲しいものです。

 9月18日から私はHCJBアジア大洋州局長アダムス夫妻に同行して日本へ一時帰国します。HCJB日本語短波放送が南米からではなく今度はオーストラリアから放送を再開することになりました。その具体的な打ち合わせをするためです。現時点ではオーストラリア局からの日本語放送は週二回、土曜と日曜の早朝送信が予定されています。日本語放送再開のニュースが伝わるや日本各地から感謝感激のメールが寄せられてきました。 このような熱心な短波愛好家の方々の誠意には私たちの方が感動させられています。

9月25日(日)には、淀橋教会の主日礼拝で電波宣教師として導かれてきた43年間の証しをさせていただきます。午後には、同教会のC会議室でHCJB聴取者の集いをひらくことにしました。また大阪でも、市内レストランで関西地区のHCJB聴取者と昼食をともにする予定です。聴取者の方々との交わりのためにお祈りください。

2005年日本訪問の行動予定は次のとおりです。(宿泊先:淀橋教会)

9月18日(日)成田着 2:00pm AA153便
  19日(月)東京見物
  20日(火)青山学院大学大学院(井田教授)/淀橋教会(打ち合わせ)
  21日(水)支援団体、教会訪問(東京近郊) 
  22日(木)大阪(HCJB聴取者と昼食会)
  23日(金)高崎(アダムス師思い出の地)
  24日(土)自由時間
  25日(日)淀橋教会(主日礼拝/HCJB聴取者の集い)
  26日(月)アダムス夫妻離日
  27日(火)下関(入院中の長兄見舞い)
  28日(水)茅ヶ崎、海老名
  29日(木)横浜
  30日(金)東京
10月1日(土)成田発 6:40pm AA 154便


 久子は、2年前に発症したリンパ節腫瘍の治療のため長旅ができません。残念ですが今回はシカゴに残りますので覚えてお祈りください。8月にはエクアドルから長男の道夫家族が、またオーストラリアからは次男の祐二夫妻が、時を同じくしてシカゴに来てくれました。主が愛のみ手でたぐりよせてくださったのでしょう。おかげで久子も家族団らんの楽しい語らいができて元気をとりもどしたようです。感謝でした。

日本ではできるだけ多くの方々にお会いしたいと願っています。ではその時まで。 

  愛と祈りをこめて