今年の夏の訪日
Aug 10, 2006

「アンデスの峰をこえて」の開始アナウンスで親しまれてきたHCJB日本語放送 が、太平洋をぐるりと西へまわって、南太平洋オーストラリア大陸から再開され ました。20世紀の終幕とともに「アンデスの声」は南米エクアドルからの短波 放送を終了しましたが、その後も根強い聴取者からの放送再開への要望はあとを 絶ちませんでした。そして今年6月3日から今度はオーストラリア経由で日本語 番組がふたたび短波で聴かれるようになったものです。その背後には、HCJBが長 年待ちつづけていた海外短波放送の認可がオーストラリア政府から下りたこと。 エクアドルからのHC100送信機がとどき設置が完了したこと、送信所のために大 陸北西部の広大な土地が手に入ったことなど、そのひとつひとつに全知全能の神 の御手の働きを感じています。

加えて大都会のオアシスとしての淀橋教会が、HCJBワールドオフィス・ジャパン として発足することになりました。番組提供をはじめ福音放送には欠かせない ファローアップを快くひき受けてくださったことも神の導きにほかなりません。 淀橋教会は20年前、私たちの長男道夫を母教会としてあたたかく迎え入れてく ださり、それ以来エクアドルでのHCJB音楽宣教師としての働きを忠実に祈り支え てくださっています。

このように張りめぐらされた神のネットワークのもとで、目の前に置かれた世界 宣教のチャレジに及ばずながら力を尽くすのが、私に残されている使命だと確信 している次第です。今年の夏の訪日のためにお祈りください。

1)太平洋放送協会スタジオで、ラジオドラマ「解放された人生」の録音のため (8/14)
2)東京でハムフェア会場の日本短波クラブでの聴取者との交流のため (8/19)
3)淀橋教会/HCJBとの間で合意書を交換。太平洋地域責任者アダムス師が訪 日。(8/20)
4)全国各地の支援教会をまわっての宣教報告のため
5)聴取者参加番組「土曜トーク:ふれあい短波」の録音取材のため
6)オーストラリアから毎週末放送される番組の準備と制作のため
7)シカゴで「リンパ節腫瘍」治療中の久子の病状が快復に向うように


日本滞在は8月11日〜9月30日。連絡は淀橋教会お願いします。
東京都新宿区百人町1−17−8 電話:03−3368−9165(代)

みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。

HCJB日本語担当  尾崎一夫