2007年スタート
Jan 29, 2007

日本短波クラブの機関誌「月刊短波」新年号の表紙は今年の干支である亥(イノシシ)です。大阪の熱心な短波受信家キム・ヨンイル画伯が絵筆をふるいました。猪突猛進。俗に言う向こう見ずはさておき、前におかれている目標に向って走り続ける勇敢さは学びたいものです。

HCJBオーストラリア局から日本語放送が再開されて早くも8ケ月。おかげさまで、ときどき送信トラブルでご迷惑をおかけしましたが、無事年を越して新年を迎えることができました。番組内容はいまだに試行錯誤しながらの構成で十分なことができず自責の念にかられていますが、聴取者のみなさまの「声」を大事にしながら今後とも番組づくりに励んでいきたいと願っています。再開当時は次男夫婦がシドニーに駐在していたので、オーストラリア・レポートをおとどけしましたが、昨年夏に東京に転勤になったので、現在は「サタディ・ふれあい・トーク」でゲスト出演によるインタビュウ番組が主流になっています。取材に応じてくださった方々はそれぞれに貴重な人生体験を語ってくださるので、これからも機会あるごとに人々とのふれあい番組は続けてみたいと思っています。夏から年末にかけて日本、エクアドル、ボストンを訪ね、そのレポートを特別番組として放送しました。

日曜日の番組は淀橋教会提供によるバイブル・トークです。放送再開当初は教会の峯野龍弘主管牧師を紹介するため、同師の半生記を綴った「愛ひとすじに」を10回にわたって朗読しました。現在は峯野先生が「心にやさしい詩篇」と題して旧約聖書の詩篇を解説くださっています。リスナーからも「先生のお話は、「鈍」な私にも良く理解でき、来週はどんな詩編をご解説いただけるのか楽しみです。お話しの中で、人間はどのような心を持って生きていくのが良いかを考えさせられます。日常、このようなことに想いをめぐらす、心の余裕はないのですが、週末のひと時がとても貴重な時間です。」という便りもとどき、峯野先生もいっそう張り切ってメッセージづくりに励んでおられます。

ベリカードの発送がおくれていますことをお詫びいたします。クリスマス・年末の超多忙ななかで淀橋教会のスタッフの手がまわりきれずに、とうとう皆様への返信が机の上に山積みとなってしまいました。すみやかな返信業務ができるように努力致しますので、どうか事情をお汲み取りの上、しばらく時間的猶予をください。どうか今年も何卒よろしくお願い致します。

放送日:毎週土曜日と日曜日
放送時間:日本時間午前7時30分〜8時00分
周波数: 15525キロヘルツ