強風でアンテナ破損ー復旧までに3週間


1月30日土曜日の日本語番組の開始アナウンスが流れて間もなく放送が中断して聴取者のみなさまも驚かれたことと思います。HCJBオーストラリア局から次のような連絡が入りましたのでご報告させていただきます。


1月29日金曜日と2月1日(日曜日)にオーストラリア北東部を襲った強風はHCJBクヌヌラ送信所で建設中だったカーテンアンテナ用の60米の支柱を倒し、所内のアンテナ2本に被害を与えた。南アジア向けアンテナは無事だったが、東アジア向けは送信不能となり、そのため日本語ならびに中国語番組の放送は現在中断したままである。

アンテナ被害そのものはアルミニューム板が曲がった程度だが、アンテナに登っての切れた張り綱を修理するのは危険な作業となり、雨で地面が柔らかくなっているため重いクレーン車を現場にもちこむことができない状態になっている。


おまけに、破損したダイポールをメルボルン市で新しく制作して取り替えることとなればそれにも時間がかかるため、復旧までにはいちおう3週間とみているが、事情によってはそれよりも早くなることも、またはそれ以上かかることも予測される。


なお、今後の復旧状態は次のサイトでも確認できます。 www.hcjb.org.au
ご迷惑をおかけしますがよろしくご理解のほどお願いいたします。




2010年2月1日更新 HCJB日本語放送担当 尾崎一夫